こんにちは、カップヨーグルト研究会の向井智香です。
今日は東急百貨店 渋谷駅・東横店で開催中の第29回 島根物産展にて、木次乳業さんのブースにお邪魔してきました🏃♀️💨

毎年1月に開催されていた当イベントも、渋谷再開発のため今年で最後になります。
木次乳業さんのヨーグルト
プレーンヨーグルト 、きすきヨーグルト、美楽の3種のヨーグルトを販売されていらっしゃいました。

「プレーンヨーグルト」は伝統的な菌であるブルガリクス菌とサーモフィルス菌で発酵させた王道のヨーグルト。
それをベースに国産ビートグラニュー糖を加えたのが「きすきヨーグルト」。
「美楽」は介護食として開発されたヨーグルトのため、まったくの別物です。
便秘対策のため生きて腸まで届くビフィズス菌BB-12を配合し、誤嚥を防ぐためにゼラチンや寒天、水飴で離水しにくく喉越しの良い食感にアレンジ。
酸味を抑えてむせにくくし、その分甘みも控えめで優しい風味に。
シソの実エキスで口臭予防にも配慮した、思いやりいっぱいのヨーグルトです。
パスチャライズ牛乳とノンホモ牛乳
そして、木次乳業さんといえばパスチャライズ牛乳。
65℃30分間殺菌で自然な風味や栄養を生かした低温殺菌牛乳を昭和53年から流通させていらっしゃいます。
この黄色と赤のパッケージに見覚えのある方も多いのでは👀✨

ところで、気になったのが隣のノンホモ牛乳。
ノンホモ牛乳とは、脂肪球を粉砕する加工をしていない「ノンホモジナイズド」な牛乳のことで、放置していると分離してクリーム層ができるのが特徴です。
日本で流通している牛乳のほとんどが、分離しないよう脂肪球を砕く加工を施されているため、ノンホモ牛乳に出会えるのはとても貴重!
ならば、パスチャライズでノンホモだったら最強なのでは🤔と、疑問に思って質問。
答えは、殺菌方法にありました。
パスチャライズ牛乳は65℃30分間殺菌。
殺菌中は30分間ずっとかき混ぜる必要があり、その作業で脂肪球が潰れてしまってノンホモではなくなってしまうのです!
なるほど!!
なので、木次ノンホモ牛乳はかき混ぜ不要の72℃15秒殺菌。
それでも一般的な牛乳と比べるとかなり低い温度です。
(一般的な牛乳は120~130 ℃ で2~3秒間加熱殺菌)
ちなみに、65℃30分間殺菌のパスチャライズ牛乳にはいい菌がたくさん生き残っており、乳酸菌が負けてしまってうまくヨーグルトにならないそうな。
木次乳業さんはチーズも絶品
わたしはヨーグルト以外は疎いのですが、木次乳業さんのカマンベール・イズモだけは詳しくないわたしにもわかるぐらいの絶品!!
以前に、山陰好きの父が島根の詰め合わせギフトを贈ってくれた時に入っていて、とっても感動しました。

さらに今回は普段販売されていらっしゃらない「オールドゴーダチーズ」も特別に販売されており、試食をさせていただいて悶絶。。。
また、催事限定のソフトクリームの販売もあり、大変賑わっていらっしゃいました。
購入品
そんなわけで、珍しくヨーグルト以外の乳製品も色々と購入してしまいました💓
ヨーグルトについては、「きすきヨーグルト」と「美楽」はつい先日購入して食べたばかりだったので、今回は「プレーンヨーグルト」をば。

「木次ノンホモ牛乳」は、ホットミルクにしても甘みが感じられておいしいよと教えていただき、温めて飲んでみたら本当においしくて感動😭✨
冬の朝にこの甘みと温もり・・・
「カマンベール・イズモ」はまだ若いそうなので、冷蔵庫で寝かせ中。
「プロボローネ」は試食させていただき、薫製の香りに惹かれて購入。
「木次ミルクのプリン」は新商品とのことで、おまけしていただいちゃいました、ありがとうございます☺️
牛乳・乳製品・国産ビートグラニュー糖・ゼラチンのみのシンプルなもので、卵も入ってないのであっさり系かな?と予想しましたが、見事に裏切られた!!
かなり強めの弾力に仕上がってて、味もものすごくパワフル!
牛乳×砂糖だけでこんな洋菓子みたいな甘く魅力的な香りが出せちゃうんですね😍
コクも甘みもしっかりしてて、大満足のスイーツ感!
牛乳ってすごいなぁと改めて感動です。

木次乳業さん、お忙しいところ色々と教えてくださりありがとうございました!
木次乳業有限会社 メーカー情報ページ