こんにちは、カップヨーグルト研究会の向井智香です。
10月1日〜6日に渋谷で催事出店をされていらっしゃったミルクロードさんを取材させていただきました。
会場は渋谷ヒカリエ ShinQs B2の「東横のれん街」。
煌びやかなスイーツやベーカリーショップの立ち並ぶグルメフロアです。
ご当地ヨーグルトの催事といえば、イベントスペースで大規模に開催される都道府県の物産展が通例。
ヒカリエの地下で1店舗だけの出店ってどういう状況・・・?
とソワソワしながら到着。
発見!
ハットがトレードマークの須藤さん🤠

エスカレーター横に円形に広がる「フードステージ」、催事スペースだったんですね。

ずらりと並ぶオシャレな乳製品たち。
須藤さん🤠の故郷、群馬県の「ロマンチックデーリィファーム」で作られた品々です。
ロマンチックデーリィファームさんは、次世代酪農を合言葉に、6次産業化に取り組む牧場さん。
昭和49年に6頭の乳牛からスタートし、現在は1,200頭ほどを飼養されていらっしゃいます。
驚くべきは生乳の年間平均成分値!
ホルスタイン種ですが、無脂乳固形分 8.8%以上、乳脂肪分3.8%以上!!
可能な限り無農薬にこだわり、ワシントンから輸入した牧草を用いて一年中同じ飼料を与え、年間を通して生乳の味がブレないように調整されていらっしゃいます。

その濃厚さゆえ、バターの品質はピカイチ!
堂々の受賞歴です🏆
さて、今回の出店商品は・・・

評判の発酵バターに有塩バター、濃厚ヨーグルト、クリームチーズにのむチーズ(!?)、モッツァレラチーズ・・・

のむヨーグルトは紙パックとボトルで別物。
さけるチーズにプレーンヨーグルトに・・・

低温殺菌牛乳、これはノンホモ仕様!
2種類あるのむヨーグルト、紙パックの方は半オートメーションで作られたサラサラの質感のもの。
ボトルの方は手作りのトロトロ質感だそうです。
わたしは紙パックの方しか飲んだことがなかったのですが、軽い飲み心地とは裏腹に非常に重い旨味があり、口いっぱいに広がって鼻から抜けてゆくミルクの風味が絶品です🥛✨
今回はボトルも入手して、飲み比べねば。
ということで大量購入。
(ちょっぴりオマケもしてもらっちゃいました!ありがとうございます🙏)

「ほんの数十年前は、酪農家と牛乳屋が一緒だったんだけどね・・・」と須藤さん🤠
現在は、牧場で搾られた生乳はまとめて大きな工場へ運ばれ、他の様々な牧場の生乳とミックスされて製品化されるのが主流です。
おかげでわたしたち消費者は安定した品質・価格の乳製品が得られるわけで、ありがたい話でもありますが、酪農家さんにとっては少し寂しいことでもあるそう。
自分たちがこだわりを持って作り上げた生乳が、どこで、どんな形で、誰のもとに届いているのかを見たい。
そんな想いを持って、ロマンチックデーリィファームの独自の乳製品を販売されていらっしゃいます。

取材が最終日になってしまったため、この記事が催事へのご案内として役に立たないのが残念ですが、大丈夫!
ミルクロードさんは自由が丘にお店を構えていらっしゃいます。
持ち帰り用の乳製品はもちろん、店内ではソフトクリームやパフェ、のむヨーグルトなどが楽しめます。
営業情報、メニューや店内の雰囲気は下記公式サイトにて。
また、Yahoo!ショッピングでもお取り寄せがありますので、遠方の方はこちらもぜひぜひ。
わたしはこれから購入品たちをじっくり堪能させていただきます😋

須藤さん、お忙しいところ取材へのお付き合いありがとうございました!
最後にひとネタ。
須藤さんに寄せてハットスタイルでお伺いさせていただきました。
「鏡を見ているようだ」とお墨付きをいただいた向井でした🤠🤠

感謝。