砂谷株式会社

砂谷株式会社

サゴタニ牛乳は広島県の北西部、山懐に抱かれた自然豊かな湯来町(旧砂谷(サゴタニ)村)にあります。
サゴタニ牛乳の歴史は、1941年に創業者である久保政夫が八丈島から23頭の牛を(故郷である)砂谷村へ連れ帰ったことから始まりました。
反骨心の強かった政夫は父親に敷かれた医者になる道を拒み、小説家を志して単身上京しました。
しかし、10年間ひたすら小説を書き続けるも作品が世間から認められることはありませんでした。

書生生活がたたり身体を壊し、医者から余命宣告を受けた政夫は、療養を兼ねて訪れた八丈島で酪農と出会います。
自然豊かな島で酪農をし、栄養いっぱいの牛乳を飲み、政夫の身体はみるみる健康を取り戻していきました。

そんなある日、政夫のもとに実家から一通の電報が届きます。
可愛がっていた妹が結核で亡くなったというのです。
とるものも取り敢えず、20年ぶりに帰郷した砂谷村で政夫は、貧しい郷里の窮状を目にします。

“結核は栄養不足が原因だ。自分が広島に帰り酪農をして牛乳を飲ませてやれたら妹を救えたかも知れないのに”という後悔の念と、故郷の窮状を変え、村を豊かにしたいという想いが、政夫を突き動かしました。

八丈島で最大規模の牧場を築いていた政夫でしたが、牧場を全て売り払い、牛を23頭厳選し、砂谷村へ帰る決意をしたのでした。
1941年5月15日、政夫が37歳の年でした。(以後、詳しくはHPに記載しておりますのでよろしかったらご覧ください)。

創業者は、“酪農は芸術である”と考えていました。
大地というキャンパスに種を蒔き、収穫した牧草を食べた牛から乳を搾ることは、自然と人間が織りなす芸術であるとの信念のもと、農薬は使わず、化学肥料も必要最低限の使用に抑えた土作り・草作り・牛作りを続けています。

また、“搾りたての乳は満月”との考えから、低温殺菌にこだわり、添加物、香料を一切加えず、乳本来の持つ美味しさを引き出す商品作りをしております。
あまり日持ちのするヨーグルトではありませんが、創業理念を守り、皆様の健康と幸せを願って作ったヨーグルトを是非ご賞味ください。

会社概要

所在地広島県広島市佐伯区湯来町伏谷1321
TEL0120-5959-39
WEBhttps://www.sagotani.net
関連牧場久保アグリファーム

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