こんにちは、カップヨーグルト研究会の向井智香です。
10月10日、Dear Mechnikovさんが実に7ヶ月ぶりの営業再開🎊
喜びを胸に、全力で取材に行って参りました🏃♀️💨
Dear Mechnikovとは
「マツコの知らない世界」のご出演が記憶に新しい、阿部花映さんのヨーグルト専門店。
月に1度だけオープンされます。

会場は浅草橋のゲストハウスLittle Japanさん。
1FのCafe&Barスペースをレンタルして営業されていらっしゃいます。


メニューはいつも
☑︎ ランチ
☑︎ シグネチャー(トッピングが決まったヨーグルト)
☑︎ カスタム(トッピングを自由にカスタマイズできるヨーグルト)
の3軸展開+ドリンク。
今月は秋の魅力がギュギュっと詰まったメニューです🍙🌰🍇🍎
TBSPヨーグルト
ランチも気になるところですが、ヨーグルトヲタクの向井はTBSPヨーグルトに絞ってシグネチャーを2点オーダー!
TBSP = テーブルスプーン
外食でヨーグルトに出会える機会は滅多になく、あったとしてもデザートスプーンで食べる小さなサイズのものがほとんど。
Dear Mechnikovさんでは、”カレーを食べるときに使うようなTBSPでモリモリと食べられるヨーグルトを”という思いから、「TBSPヨーグルト」という独自のコンセプトでメニュー展開されていらっしゃいます。

ヨーグルトはオーダーごとに1点1点手作りされます。
たっぷりの自家製ヨーグルトに、丁寧に積まれてゆくトッピングたち。

ジャジャーン!!
来ました、TBSPヨーグルト シグネチャー のizayoi(左)とtasuta-hime(右)。


斜めから眺めてみたり、上から眺めてみたり。
美しいなぁ・・・
izayoi
陰暦16日の夜、十六夜。
十五夜よりも月の出がやや遅くなることから、ためらいの意味を含み、欠けゆく月を楽しむ夜。
トッピングは
- 栗の甘露煮
- 紅茶ゼリー
- ホイップクリーム
- メープルシロップ
・・・なのですが、大変申し訳ないことにホイップクリームが苦手な向井は、クラッシュパイに変更をさせていただきました🙏💦

栗が月で、ホイップクリームはその月にかかる雲のイメージだったのかなぁ・・・
などと妄想しつつも、クラッシュパイもいい感じ!

秋の落ち葉っぽくないですか🍂✨
クラッシュパイからは、バターのいい香りが漂っています。
プルプルと輝く紅茶のゼリーも魅力的。
市販品では紅茶味のヨーグルトはあまり見かけません。
渋みと酸味の相性の難しさや、紅茶の風味抽出にかかるコスト、時間が経った時の風味の劣化など課題が多く、商品化が難しいそう。
さて、パイがふやけないうちに、いただきます🙏
サクサク・・・・!
まさに落ち葉を踏み締めて歩いているような、秋の音♫
紅茶のゼリーは渋みがなく、甘くヨーグルトに馴染んでとってもおいしい!!
(阿部さん的にはもっとパンチを効かせてもいいかなと思っていたそうですが、向井にはちょうどよかったです💓)
栗の甘露煮は真ん中の1粒だけかと思いきや、細かく刻んだものがたくさん混ぜ込まれていました🌰
不意に咀嚼してほっこり😊
これは嬉しいサプライズ。
メープルシロップの香りもどこか秋らしく、トッピングの1つ1つが隙なく季節感を演出🍁
そしてやっぱり嬉しいのが、ヨーグルトの量。
掘っても掘っても出てくるので、口いっぱいに頬張れます。
質感はゆるめで、もにゅんとした滑らかなヨーグルト。
酸味は控えめで、まろやかなコクのある優しい味わいです。
さて、最後に残しておいた栗の甘露煮を、たっぷりのヨーグルトと絡めて一口🌰
あああああーなんという幸福!!!!
ほくほくの栗が、咀嚼するうちにペーストのように滑らかになり、ヨーグルトと絡み合ってゆく!!
口いっぱいに甘みが染み渡り、ヨーグルトがさらにクリーミーに感じられます😳
秀逸。
聞けばこの甘露煮は自家製で、わざと崩れやすい柔らかさにしているそう。
どおりでこの食感。
計算され尽くされたizayoiに、もう骨抜きです。
tatsuta-hime
izayoiの興奮も冷めやらぬまま、次の一品へ。
秋の女神、竜田姫。
紅葉の美しい竜田山の神霊で、秋の季語にもなっています。
トッピングは
- ぶどう
- りんごのコンポート
- ぶどうソース
こちらはカスタマイズなしでメニューどおりに作っていただきました。

自家製のぶどうソース、真っ赤な色彩が鮮烈!
燃ゆるような竜田山の紅葉🍁

たっぷりのりんごのコンポート。
生のぶどうは注文されてから皮を剥いて2粒も!
なんという贅沢さ。
いただきます🙏
うぉぉぉぉぉおお!
ぶどうソース、とろけるような甘みと大人な渋みが共存した魅惑の味わい!
ヨーグルトにも負けずに鼻からふわっと風味が通る存在感❤️
これはすごい。
りんごのコンボートのシャクシャクした食感と、噛めば噛むほどに滲み出てくるシロップもたまりません!!
ぶどうは2粒も入っているので、もったいぶらずに前半に1つ😋
キンキンに冷えていて、温度差が新鮮。
ぷりっぷりの歯ごたえは生果肉ならでは。
これまた渋みがいい仕事をしてくれます。
シルキーなヨーグルトの質感にワインレッドの色合が絡む様子がリッチで、食べ進めていくと淡いマーブル状になるのも素敵です。


そして、いつまでもぶどうの香りが劣化しないのが不思議。
市販品でこの量を食べると、だいたい鼻が慣れてきて、途中で香りは意識できなくなってくるのですが。
手作りのぶどうソースが素晴らしく、最後までフレッシュにおいしく頂けました。
ごちそうさまでした

あまりのおいしさに2個余裕の完食😋

ちなみに手で持ってみるとこんな感じのサイズ感。
外食でもヨーグルトがたっぷり食べられる幸せたるや。
Dear Mechnikovさんには感謝が尽きません。
ちなみに1つ750円。
2つ食べて1500円でした。
トッピングの贅沢さや阿部さんのお手間を考えると、毎回もっと支払いたくなる💦
蜂蜜・豆乳ヨーグルトの試食
今回は特別に、無料で蜂蜜や豆乳ヨーグルトの試食がありました。
メーカー様からのサンプル品だそうです。

聞いたことのない蜂蜜がたくさん!

豆乳ヨーグルトはマルサンアイさんの国産大豆を使った商品。
しっかり硬くてまるで木綿豆腐!
味は意外とあっさりしていました。
蜂蜜は奥から順に、
- 一般的な蜂蜜
- 日本蜜蜂の百花蜜
- やまざくら
- どんぐり
- クロバナエンジュ
を試食させていただきました。
一般的な蜂蜜以外は全て非加熱の生はちみつ。
日本蜜蜂の百花蜜
蜂蜜が採れる量が少ないので大変貴重なものとのこと。
花粉の濾過などがされておらず、ざらりとした舌触りで丸い甘みでした。
地元の蜂蜜の味に近く、嬉しい気持ちに。
やまざくら
華やか!フローラル!!
柔らかい舌触りでふわわわっと広がる香りに癒されました。
どんぐり
きれいな黄金色。
これはイケメン!!
コクがある強めの味で、クセがあって好きなタイプです💘
クロバナエンジュ
北アメリカ原産のイタチハギという落葉低木だそうですが、これが美味。
濃いめの琥珀色で、ワインのような風味!
あまりにもフルーティで、何かの果汁が入っているのかと思いました。
阿部さんはカシスと表現されていて、それも納得。
購入方法
今回味見をさせていただいた蜂蜜は、こちらから購入可能です。
小瓶の食べ比べセットがあるのが嬉しい!
ちなみに阿部さんに蜂蜜の使い分けを聞いてみたところ、みかんの蜂蜜を柑橘系のフルーツトッピングに合わせることで、よりフルーティさを引き出すことができるそう🍊
いつか蜂蜜で遊んだヨーグルトも味わってみたい😋
次回予告
次回のDear Mechnikovさんの営業予定は11/14(土)。
詳細が発表されましたら、ヨグ報でもご紹介させていただきますが、速報で欲しい方はぜひDear MechnikovさんのSNSをチェック!
長文レポートに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🤗